朝のスタイリングでいくらブラシを入れてもトップがふんわりせず出かける前から憂鬱な気分になってしまう四十代女性は多いものですが実は薄毛をカバーしボリュームアップして見せるためには美容師も実践しているいくつかの視覚的トリックとテクニックが存在します。まず最も即効性があり誰にでもできるのが分け目をジグザグに変えるという手法であり真っ直ぐにピシッと分けられたラインは地肌の白さを強調し薄毛を目立たせてしまう最大の原因となります。コームの柄や指先を使って分け目をあえてランダムに崩すことで根元が立ち上がり地肌が見えにくくなるだけでなく無造作で若々しい印象を与えることができます。次にドライヤーの使い方ですが多くの人は上から下へと風を当てて髪を抑え込んでしまいがちですがこれでは根元が寝てしまいボリュームが出るはずがありません。髪を乾かす際は頭を下げて根元に逆方向から風を送り込んだり分け目とは反対側から風を当てて根元を強制的に起こしたりすることで空気を含んだようなふんわりとしたシルエットを作ることが可能になります。またスタイリング剤の選び方も重要でオイルや重いワックスは髪を束にしてしまい隙間を目立たせる原因となるためパウダータイプやスプレータイプの軽い質感のものを選び根元付近に揉み込むようにして立ち上がりをキープさせることがポイントです。さらにマジックカーラーは薄毛に悩む女性の最強の味方でありメイクをしている間にトップの髪を数個巻いておくだけで熱ダメージを与えることなく自然なボリュームを作ることができます。ヘアスタイルに関しては髪の重みでトップが潰れやすいロングヘアよりも鎖骨付近のミディアムやボブスタイルの方が髪の立ち上がりを維持しやすく視線を上に誘導する効果があるため思い切ってカットすることも有効な手段です。薄毛は隠そうとして帽子を被り続けたり強く結んだりすると牽引性脱毛症を引き起こし逆効果になることもあるためスタイリングの工夫で「魅せる」方向にシフトチェンジすることが大切です。日々のちょっとした手元の工夫で髪の印象は劇的に変わり鏡の中の自分に自信を持つことができるようになるのです。