四十代の女性の頭皮は顔の肌と同様に加齢とともに水分保持能力や皮脂分泌量が低下し乾燥しやすい状態つまり砂漠化が進んでおりこれまでと同じような洗浄力の強いシャンプーや間違った洗い方を続けていると薄毛を加速させる原因となります。多くの人が良かれと思って行っている朝晩二回のシャンプーや熱いお湯でのすすぎは必要な皮脂まで根こそぎ洗い流してしまいバリア機能を破壊して頭皮の炎症やフケかゆみを引き起こし結果として健康な髪が育たない土壌を作ってしまっているのです。四十代からのシャンプー選びで最も重要なのは洗浄成分であり高級アルコール系と呼ばれる石油由来の洗浄剤ではなくアミノ酸系やベタイン系といったマイルドな洗浄力で保湿効果のあるものを選び頭皮の潤いを守りながら汚れだけを落とすことが鉄則です。また洗髪前の予洗いに時間をかけることも大切でシャンプーをつける前にぬるま湯で一分以上しっかりと頭皮と髪をすすぐだけで汚れの八割は落ちると言われておりこれによってシャンプーの量を減らし摩擦ダメージを軽減することができます。洗う際は爪を立てずに指の腹を使って頭皮をマッサージするように優しく揉み洗いし毛穴の汚れを押し出すイメージで行うと血行促進効果も得られて一石二鳥です。トリートメントは毛先中心に塗布し毛穴を詰まらせないよう頭皮にはつけないように注意しすすぎは洗う時間の倍以上の時間をかけてヌルつきがなくなるまで徹底的に行うことがトラブル回避の鍵となります。そして入浴後はタオルドライで水分を拭き取った後すぐにドライヤーで乾かすことが不可欠であり自然乾燥は頭皮の常在菌を繁殖させニオイや炎症の原因となるだけでなく気化熱によって頭皮の水分を奪い乾燥を悪化させる最悪の行為です。頭皮ケア用の保湿ローションやエッセンスを取り入れるのも効果的であり顔に化粧水をつけるのと同じ感覚で頭皮にも潤いを与えることで柔らかく弾力のある健康な頭皮環境を育むことができます。毎日の洗髪は単なる汚れ落としではなく頭皮という畑を耕し潤すための儀式でありその積み重ねが豊かな髪を育てるのです。
頭皮の砂漠化を防ぐ毎日の正しい洗髪習慣