六十代の男性の頭皮は若い頃のように皮脂でベタつくことよりも加齢による水分保持能力の低下や皮脂分泌量の減少によって砂漠のように乾燥しバリア機能が低下しているケースが圧倒的に多いためスッキリ感を求めた過剰な洗浄や間違ったケアを見直し頭皮をいたわる保湿重視のケアへとシフトしていく必要があります。多くの男性は若い頃の習慣のまま洗浄力の強いメントール入りのシャンプーや石鹸系シャンプーを使い続けていますがこれは必要な皮脂まで根こそぎ洗い流してしまい頭皮の乾燥を加速させフケやかゆみ炎症を引き起こす最大の原因となります。六十代の頭皮には洗浄力がマイルドで保湿成分が含まれたアミノ酸系のシャンプーが最適であり洗髪の際には熱すぎるお湯ではなく38度前後のぬるま湯を使用し爪を立てずに指の腹で優しくマッサージするように洗うことで頭皮への負担を最小限に抑えることができます。また洗髪前の予洗いを十分に行うことでお湯だけで大半の汚れを落とすことができ少量のシャンプーでも十分に泡立ち摩擦ダメージを防ぐことができます。洗髪後にはタオルで乱暴に拭くのではなく優しく水分を吸い取るようにしドライヤーを使って素早く乾かすことが雑菌の繁殖を防ぐために重要ですが温風を一点に集中させると頭皮が火傷状態になり乾燥が悪化するため頭皮から20センチ以上離して風を散らしながら乾かす技術も必要です。さらに顔や肌に化粧水や乳液を塗るのと同じように洗髪後の清潔な頭皮には男性用の頭皮用ローションや育毛トニックを使って水分と栄養を補給し潤いを閉じ込める保湿ケアを習慣化することで頭皮が柔らかくなり血行が促進され健やかな髪が育ちやすい環境を整えることができます。頭皮の硬さや乾燥は自分では気づきにくいものですが毎日のケアを変えるだけで頭皮の色が青白く健康的な色に戻り抜け毛が減るなどの変化を実感できるはずですので面倒くさがらずに丁寧なケアを心がけてください。